米原潜、韓国到着=北朝鮮に「強いメッセージ」

 【ワシントン、ソウル時事】在韓米軍によると、巡航ミサイルを搭載可能な米海軍の原子力潜水艦「ミシガン」が25日、韓国・釜山港に入港した。米メディアは軍関係者の話として、船体の点検後、朝鮮半島近海に向かっている米原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする空母打撃群と合流し、演習を行うと報じている。
 これに関連してCNNテレビは、ミシガンの派遣が挑発を繰り返す北朝鮮への「強いメッセージ」になると伝えた。米太平洋艦隊の報道担当官は、時事通信の取材に「潜水艦の展開の詳細や予定は明らかにできない」とした上で、ミシガンが「既定の行動として、インド・アジア太平洋に展開している」と説明した。