「俺のルーツだ」脱退後もKAT-TUN刺青を入れる田中聖のグループ愛が悲しい。中丸、亀梨は「もう繋がりない」と告白

 大麻取締法違反容疑で逮捕された元KAT-TUN田中聖(31)だが、脱退後もKAT-TUN愛に溢れていたという。6月1日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、2016年の4月に田中は左腕に「6、3、2、2」という数字のタトゥーを入れたという。この数字は、KAT-TUNデビュー日である2006年3月22日を意味していて、KAT-TUNのデビュー10周年を記念して彫ったものだそうだ。田中はKAT-TUNのことを「俺のルーツだ」と話していたようで、2013年9月末にグループを脱退した後も、グループを想い続けていたことがわかる。

 しかし素行不良で事務所を解雇された手前、表立ってメンバーと連絡をとることは避けていたようだ。5月28日に『シューイチ』(日本テレビ系)に生出演した中丸雄一(33)は、グループを抜けてから一切連絡をとっていなかったと明かしている。ただ、「僕の知っている限りでは本来そういうものに手を出す人間では100%なかった」「向こう(田中)の活動もネットなどを通じて聞いていた」と、神妙な面持ちで語った。中丸の悔しさはいかほどだったろうか。

 一方亀梨和也(31)は「(契約解除での脱退)以上のことをやらかしてしまうとは捉えていなかったというか捉えたくもなかった」と話すも、「僕らは今、彼と直接的な関わりはない。彼にどんな感情を持つかとかそこの次元に僕自身はいない」と厳しく突き放したコメント。そして「報道のたびに、『元』がつくとは言ってもこういう形でグループの名前やこれまでの活動が出てしまうのは残念」と、今のグループを大切にする姿勢を示した。

 ルーツとして大事に思っていたはずのKAT-TUNの名を汚してしまった田中。大麻所持の初犯だけなら執行猶予ですぐに出られる可能性はあるが、「週刊文春」によるとコカインを常習していたとの話もあり、捜査の行方次第としか言えない。

(ゼップ)